スプレッドが広い時間帯
日本時間午前4時～午前8時
UTC時間午後19時～午後23時
ではスプレッドが広がるので、取引手数料が高くなります。
この時間帯はまだ日本市場が開いていない時間帯ですがエントリーはできます。
なぜエントリーできるのにスプレッドだけ広がるのかは理由は大きく2つありそちらを解説していきます。
スプレッドが広がる理由
h3取引量が少ない
スプレッド幅が広がる理由として取引量が少ないということです。
FXの取引は買い手と売り手を探し、売買を成立させています。
取引する量が少ないとこの値段で買いたいけどその値段で売る人がいないとなるため
買う人、売る人のマッチする比率も下がり手数料が高くなる原因となってしまいます。
大きいな市場は東京、ロンドン、ニューヨークがあり、この3つの最初は東京から始まるから日本時間の午前8時頃までがスプレッド幅が広がる理由です。
取引量が多いと対応出来ない
取引量が多すぎるということです。
これはFX業者が対処出来ない程の取引が行われた時に発生します。
経済指標という失業率や消費者物価指数などの現状を発表するイベントが月に数回ありその経済指標で国がこれからどう動くのかを予想しトレードをする手法もあり
その指標は世界が注目をするイベントで金利の値上げなどにも繋がり、金利が良いとお金を預け入れる人が増え通貨の価値が上がっていきます。
なのでイベントや世界的ニュースがあると同じ方向にエントリーし売買のマッチが出来ずスプレッドが広がります。
FXは世界の人や銀行、証券会社も取引をしている事を覚えておいてください。
一般的に個人の資産をどれだけ動かしても銀行などの資産には負けるのは当たり前で、国によってこのくらいの値段を保ちたいなど政治が動く事も普通にあります。
主な市場の時間帯
FX市場にとって大きな時間帯が存在します。
全て日本時間で記載しております。
ニュージーランド(ウェリントン)
午前4時～午前11時
オーストラリア(シドニー)
午前7時～午後16時
日本(東京)
午前9時～午後19時
イギリス(ロンドン)
午後17時～午前3時
アメリカ(ニューヨーク)
午後22時～午前6時
上から順番に市場が開いていきます。
日本の早朝からはニュージーランドドル(NZD)とオーストラリアドル(AUD)が活発的に動き始めます。
時間帯によっては動きが激しい通貨が出てきますが、USD,EURは世界的に見ても取引量が多いです。
ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる
午後22時～午前3時をFX業界ではゴールデンタイムといいます。1日の中で最も出来高が多い時間帯で値動きの方向性が一瞬にしてひっくり返される事も珍しくなく
FXにおいて時間帯はスプレッドも重要ですが取引する時間帯もかなり重要なポイントとなってくる事がわかります。
早朝トレード特有の手法
FXは土日に市場が閉まるため土日の間で急激に値動きがある場合、月曜の早朝は窓と言われるチャートに空きが出来る現象が起きます。
チャートをイメージで言うと常に一本線と考えるなら途切れてる線が出てくることです。月曜日の午前8時以降からその窓を埋めに行こうとする力が働き始める力を利用してトレードをすることを窓埋めトレードと言います。
窓埋めトレード
一本線が途切れ、その窓を回収する事を穴埋めと言います。そこで月曜日の早朝から行われるトレード方法で穴埋めトレードという方法があります。
日によっては窓がない日もあったり、世界情勢が悪いとかなり開くこともあります。1日以内に必ず窓を埋めれるという事はありません。数日かかったり１ヶ月かかる事もあるので窓が空いてるからとすぐに飛び付かず、なぜ空いているのか、そのイベントが収まりそうな時期はいつなのか分析が必要になります。月曜日特有の手法なので週初めのチャートは確認が重要です。
焦らない
FXにおいて焦ることは非常に負ける原因に繋がります。
窓が開いてるからすぐに窓に向かって方向を変えることはあまりなく相場が落ち着いてスプレッドが安定しトレードを行いましょう。勝率の高いトレード方法を崩さないのがfxで勝ち続けるコツです。
そしてスプレッドは1度のエントリー(トレード)で毎回発生するためエントリー回数が増えるほど手数料を取られ負ける可能性が高くなってしまいます。
なので資金に見合った余裕のあるロットでストップロスの幅を広げ見守ることも大切になってきます。
まとめ
スプレッドはトレードの手数料を意味しており、スプレッド幅が広がる時間帯は日本時間午前4時～午前8時です。
スプレッドが開く理由として取引量が少なすぎる事と重要な経済指標の前後で取引量が多くなりすぎるとFX業者が対応しきれない2つの理由が原因です。
早朝の窓埋めを狙うトレードを行うなら相場が落ち着いて余裕を持ったロット数でロスカットされても焦らずにエントリーしましょう。